ゴードン&スミス × トッド:伝統の上に築くもの(2/3)

ゴードン&スミス × トッド:伝統の上に築くもの(2/3)

[一本のボードを支える人たち]
2020年の終わりからゴードン&スミス(以下G&S)でボードを削るようになり、私が何より感謝しているのは、一本一本のボードを支える人たちの存在です。

G&Sには、ダイヤモンド・グラッシングで長年経験を積んできた職人たちが多く在籍しており、その豊富な知識と技術が、製作のあらゆる工程に息づいています。私がボードを預けると、それは何十年もの経験を重ねてきたクラフトマンたちの手を経て仕上げられていきます。

シェイパーとして、これほど心強いことはありません。

最高のブランクを削ることに集中でき、その先のラミネート、サンディング、グロス、フィニッシュは、世界でもトップクラスの職人たちに安心して託すことができます。

その信頼関係があるからこそ、新しいアイデアに挑戦し、細部を磨き上げ、自分のデザインをさらに進化させていくことができるのです。

G&Sで仕事をするたびに、サーフボード作りは昔から一人で完結するものではなく、多くの人の技術と想いが積み重なって生まれるものだと改めて感じます。

経験豊富なクルーと一緒に仕事をすることは、いつも刺激にあふれています。一つひとつの工程への向き合い方を見ていると、「まだ学ぶことがある」という気持ちになります。そして、その姿勢はハワイに戻って自分が削る一本一本にも自然と反映されています。

サンディエゴを訪れるたび、そこは単なるファクトリーというより、「最高のサーフボードを作りたい」という思いを共有する仲間たちと再会する場所のように感じます。

良いボードは、良い人たちから生まれる。

私は、その最高の職人たちと一緒に仕事ができることを幸運に思っています。


G&Sのシェイピングルームでボードをチェックするトッド。

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